十二生肖牌(老鼠牌)

十二生肖牌(老鼠牌)は、台湾南部や澎湖県の伝統的な紙牌です。
札には十二支が描かれており、それぞれが10枚ずつ、合計120枚の構成となっています。
花札と同じく、札を識別する12の数札が絵のみで表現されており、札面には数字や文字は一切書かれていないのが特徴です。
十二生肖牌は、同じ十二支が牌面にある蒙古族の諾日布(ノリブ)牌[ホロル・Khorol・Хорол・Хорло]と類似しており、関連が指摘されています。
この紙牌は、台湾の北部や中部では殆ど知られておらず、現在では、南部のお年寄りの一部で遊ばれるのみとなっています。

■ 十二生肖
参加者は3~4人
十二支の12枚の札を10組、合計120枚を使用する。

●準備
よく札を混ぜた後、牌を重ねたまま横一列に広げて並べ、親から一枚ずつ反時計回りの方向で引いていく。
親は12枚,子は11枚を手札にする。
余りの牌は、そのまま裏向きで場に置かれる。

●開始
親が手札から一枚捨てて開始。
順番は反時計周りの方向で進行し、手番では「チー」するか、山札から1枚引く。
札を一枚引いた後は、手札の中から不要な一枚を場に捨てる。
手札を全て「刻子」か「順子」にすると上がりとなる。
刻子と順子は混在できず、必ず全て刻子か全て順子にしないと上がれない。

十二支すべての並び(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)で順子を作ると「一條龍(麻雀の一気通貫)」という役で上がりになる。

麻雀と異なり、ポンは出来ない。

後一枚で上がれる時は、リーチ宣言で「聴牌(ティンパイ)」と宣下する。
「聴牌(ティンパイ)」を言い忘れると、罰則として、上がった時の得点が半分になる。

上がりの形は、以下の三種類。

◆刻子上がり(10点):全て刻子(同種類3枚の組合せ)
◆順子上がり(10点):十二支の並びで3枚の組合せ(例:子丑寅、午未申など)
◆一條龍上がり(20点):十二枚全てが十二支の並びで上がる

●上がり
聴牌宣言をした後、手札を全て刻子か順子にすると上がりとなる。
上がりは、自摸(ツモ)上がりとロン上がりの2種類。
自摸上がりは、全ての参加者から点数を貰い、ロン上がりの場合は、上がり牌を捨てた人から点数を貰う。
もし、ロン上がりの人が複数いた場合は、反時計回りの方向で親に近い人が勝ちとなる。

上がった人が親となり、次局で親が勝ったら2倍、再び親で連荘したら3倍→4倍と勝ちが増えていく。
流局の場合は、次局の勝ち点が2倍となります。連続で流局したら、3倍→4倍と勝ち点が増えていく。

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