◆ドミノ・カンテット◆ |
カンテットはフランスで親しまれている代表的なドミノゲームです。一番最初のページで説明した方法でドミノを繋げて行き、先に手持ちの牌を無くした方の勝ちです。途中で端に置かれている牌の合計が5の倍数になった時、5の数に対して1点の得点を得ることが出来ます。この得点方法によりフランス語で「5つの」を意味する「カンテット」という名前が着いております。プレイ人数は2〜4人までで、4人の場合は2人づつ組んでペア戦となります。 |
■ルール説明■ 4人のペア戦を説明します。 伏せたドミノ牌を各自取り、合計の数字が大きい組と少ない組に別 れます。同じ数字の時は、大きい目がある方が上とします。ペア同士は向かい合って座ります。 |
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取ったドミノ牌を一旦戻し、よくまぜて5枚ずつ牌を取ります(2人の時は7枚)。残った牌は山にして一ケ所にまとめます。先程、 一番大きな数を引いたものが親となり、親から時計周りに牌を一枚ずつ出して同じ数に繋げて行きます。 |
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繋げられる牌がない場合は、牌山(タロン)から1枚引きます。それでも繋げられない場合は、繋げられる牌が出るまで引き続けなければなりません。但し、タロンが残り2枚になったら、それ以上は引けません。 |
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繋げられたドミノ牌の端の合計が5の倍数になった時、5の数に対して1点の得点を得ることが出来ます。左図では合計が10なので、2得点です。 | ||
左図では合計が25なので、5得点です。ダブル牌は横に牌が置かれると、端ではなくなり、得点に加算されなくなります。 | ||
左図ではドミノ牌の端が1+4+5+2+8で合計が20なので、4得点です。 |
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その後も順にドミノ牌を出して行き、先に手持ち牌を全部出したプレイヤーがいる方の勝ちです。勝ったチームは勝ち点として1点が追加されます。 | ||
負けたチームは手持ち牌を公開し、牌の点数を合計します。端数が出たら四捨五入されます。(11→10,16→20)そして、その合計数を5で割ったものが相手チームに加算されます。それぞれ合計点を足して数の多いチームの勝利となります。 |