ドラフツは、国際的なチェッカー競技で、アングロサクソン系チェッカーよりも駒の力が強く、盤面 が変化に富んでいるので、ロシアや東欧を中心に、アフリカ諸国や東南アジアの一部、ロシアの影響の強いモンゴル、国際大会に向けて選手層が増した中国等と、世界各地で親しまれております。ドラフツには「10×10・100マス」と「8×8・64マス」の盤が存在し、8×8マスの64ドラフツは、ブラジル式とロシア式という大きな2つのルールが主流となっております。 |
■10×10・100マスドラフツ■ |
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■100ドラフツ・初期配置 10×10マスの盤上に、片方20コマづつの駒を左図のように配置します。 駒の置き方は、盤が右下の一番端が 、白マスの向きの状態で配置します。 |
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■100ドラフツ・手順 10×10・100ドラフツでは、暗い色の駒を持った方が先手で、交互に駒を動かします。駒は斜前方に1コマずつ進みます。 |
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■100ドラフツ・駒の取り方 |
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■100ドラフツ・駒取り規定 飛び越した地点の斜前方、または斜後方の1マスが空いていれば、連続ジャンプで駒を取ることも可能です。 この場合も駒を取れる時は、必ず取れるだけ取らねばなりません。 |
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■100ドラフツ・駒取り規定 相手の駒を2箇所以上取ることが出来る場合は、数多く取れる方を優先しなければなりません。取れる駒が同数の場合は、好きな方を選んで取ることが出来ます。 |
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■100ドラフツ・成り駒 自分の駒が、敵陣の最後部に到達して止まると、同じ色の駒を上に1枚重ね、2枚にして成り駒となります。 |
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■100ドラフツ・成り駒規定 自分の駒が、敵陣の最後部に達しても、下がって取れる駒があり、最後部で止まることが出来ない場合は、成り駒になることは出来ません。 |
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■100ドラフツ・成り駒 最後部で止まって昇格した成り駒は、次の手番から、前後の直線斜方向に何マスでも移動でき、好きな位 置で止まることが出来ます。 |
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■100ドラフツ・成り駒 成り駒は、相手の駒を取った時も、斜一直線上であれば、好きな位置に止まることが出来ます。 |
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■100ドラフツ・成り駒規定 成り駒は、駒を取った先に取れる駒があった場合、方向転換して取ることが出来ます。駒を取れる時は必ず取らなければなりません。駒が2箇所以上取れる場合は、数多く取れる方を優先しなければなりません。 |
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■100ドラフツ・終局 相手の駒をすべて取るか、動けなくしたらゲーム終了です。 |
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■100ドラフツ・引き分け お互いの駒数が少なくなり、勝負がつく見込みがない時は、引き分けを提案し、それが相手に受け入れられたら引き分けとなります。 |
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100ドラフツは、日本チェッカー・ドラフツ協会 と play
ok .comにて対局が出来ます。