フォックス&ギース(キツネとガチョウ)は、中世の北ヨーロッパを起源とする狩猟型のアブストラクトゲームです。中世のヨーロッパで大流行し、8〜9世紀頃のバイキングが遊んだ盤も発見されています。また、12世紀の北欧英雄伝説「サガ」に記述が見られるほど一般 的で、世界各地にも同じバリエーションのゲームが存在します。現在行われているフォックス&ギースでは、ガチョウの駒を13個使用し、直線のみの動きをするものと、ガチョウの駒を16〜18個使用し、直線の他に斜移動できる2つの型が存在します。 |
■ルール説明■ |
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■駒の動き(ガチョウ)■ ガチョウの駒から移動を開始します。ガチョウの動きは線に沿って交点を上下左右に1つずつ移動します。 |
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■駒の動き(キツネ)■ ガチョウの次は、キツネが同じように線に沿って交点を1つずつ移動します。この動きを交互に繰り返し、ゲームを進めます。 |
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■駒の捕獲■ キツネの駒は、目の前にガチョウの駒があり、その一つ先が空いている場合に、その駒を飛び越して取ることが出来ます。取られた駒は盤の外に取り除かれます。 |
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■駒の捕獲■ ガチョウ駒の一つ先が連続して空いている場合、キツネはガチョウ駒を連続して飛び越え、取ることが出来ます。 |
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■ガチョウの勝利■ ガチョウ駒がキツネを包囲して動けなくさせた場合、ガチョウ側の勝利となります。 |
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■キツネの勝利■ 数的にガチョウがキツネを追い詰めることが出来なくなった場合、キツネの勝利となります。 |