花札,hanafuda,花札
花札,hanafuda,花札
花札,hanafuda,花札


花札は江戸時代中期(1716〜89年)頃に誕生し、現在でも親しまれている日本の伝統的骨牌です。
牌面には四季折々の花鳥風月が描かれ、花や草木の表す季節の月数(1〜12月)が、それぞれの札を表す数となっています。
日本の骨牌には、百人一首の様に和歌を上の句と下の句に分けた「歌加留多(うたかるた)」と、同じ種類の札を合わせ取る「合わせかるた」、安土・桃山時代(1568〜1603年)にポルトガルから伝わり日本風に変化した賭博系の「よみかるた」、「めくりかるた」などがあります。この中の「合わせかるた」の中に、同じ草花、花木、鳥獣が描かれた「花合わせかるた」があり、これが現在の花札の原型となったと考えられています。



■花札・全札一覧■
花札:hanafuda:花札全札

 
■花札・月札一覧■


花札1月,hanafuda

■花札一月・松
一月の札は松が描かれています。カス札が2枚と、赤短冊札1枚、光札「松に鶴」1枚で構成されています。

     
花札2月,hanafuda  

■花札二月・梅
月の札は梅が描かれています。カス札が2枚と、赤短冊札1枚、種札「梅に鴬」1枚で構成されています。

     
花札3月,hanafuda  

■花札三月・桜
月の札は桜が描かれています。カス札2枚と、赤短冊札1枚、光札「桜に幕」1枚で構成されています。

     
花札4月,hanafuda  

■花札四月・藤
月の札は藤が描かれています。カス札2枚と、短冊札1枚、種札「藤に杜鵑」1枚で構成されています。

     
花札5月,hanafuda  

■花札五月・菖蒲
月の札は菖蒲が描かれています。カス札が2枚と、短冊札1枚、種札「菖蒲に八橋」1枚で構成されています。

     
花札6月,hanafuda   ■花札六月・牡丹
月の札は牡丹が描かれています。カス札が2枚と、青短冊札1枚、種札「牡丹に蝶」1枚で構成されています。
     
花札7月,hanafuda   ■花札七月・萩■
月の札は萩が描かれています。カス札が2枚と、短冊札1枚、種札「萩に亥」1枚で構成されています。
     
花札8月,hanafuda   ■花札八月・芒■
月の札は菖蒲が描かれています。カス札が2枚と、種札「芒に雁」1枚、光札「芒に月」1枚で構成されています。
     
花札9月,hanafuda   ■花札九月・菊■
月の札は菊が描かれています。カス札が2枚と、青短冊札1枚、種札「菊に盃」1枚で構成されています。
     
花札10月,hanafuda   ■花札十月・紅葉■
月の札は紅葉が描かれています。カス札が2枚と、青短冊札1枚、種札「紅葉に鹿」1枚で構成されています。
     
花札11月,hanafuda   ■花札十一月・雨に柳
十一
月の札は柳が描かれています。カス札1枚と、短冊札1枚、タネ札「柳に燕」1枚、光札「柳に蛙」1枚で構成されています。
     
花札12月,hanafuda   ■花札十二月・桐■
十二
月の札は桐が描かれています。カス札が3枚と、光札「桐に鳳凰」1枚で構成されています。
 


■花札・札の種類■


花札・光札

■花札・光札(20点札)
光札は「松に鶴」「桜に幕」「芒に月
」、「柳に蛙」「桐に鳳凰」の5枚です。

     
花札・種札  

■花札・種札(10点札)
種札は、「梅に鴬」、「藤に杜鵑」、「菖蒲に八橋」、「牡丹に蝶」、「萩に亥」、「芒に雁」、「菊に盃」、「紅葉に鹿」、「柳に燕」の9枚です。

     
花札・短冊札  

■花札・短冊札(5点札)
松・梅・桜の赤短冊、牡丹・菊・紅葉の青短冊、藤・菖蒲・萩の草短冊、柳に短冊の10枚があります。

     
花札・カス札   ■花札・カス札(1点札)
カス札は、松・梅・桜・藤・菖蒲・牡丹・萩・芒・菊・紅葉が2枚ずつ、柳が1枚、桐が3枚の合計24枚で構成されています。



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