株札は関西では盛んな地方札で、一から十までの数字の札が4組あり、主にオイチョカブなどで遊ばれています。16世紀後半にポルトガルよりもたらされたカルタが天正カルタ、ウンスンカルタになり、それらから様々な地方札が生まれました。これらのカルタには用語として現在でもポルトガル語が多く使われております(例:一を表すピンはポルトガル語で最初の数字を意味し、八を表すオイチョは数字の8であるOito (オイト)が転訛したもの等)。