ナインメンズモリスは古代エジプトを起源とする最古のボードゲームの一つです。同じ形のゲームが世界中に存在しており、「ミル」「Muhle(ドイツ)」「Merrelus」「三棋」など様々な呼び名で親しまれております。日本にも「石並取(いしなとり)」や「十八むさし」という名前で存在し、明治時代の初期頃まで遊ばれておりました。14世紀頃にはヨーロッパで大流行し、シェークスピアの「真夏の夜の夢」にも登場する等、大変ポピュラーなゲームでした。内容は、駒を三目を並べた方が相手の駒を取って行くという配置型のゲームで、駒数により「5人のモリス」「7人のモリス」「12人のモリス」など様々なバリエーションが存在しております。 |
■ルール説明■ |
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直線で3つ駒を並べると、相手の駒を一つ取り除くことが出来ます。左図では黒が三目できたので、白の駒のどれかを取ることが出来ます。取った駒は再使用できません。このゲームでは出来た三目のことをミルと呼びます。 | ||
■取り除けない場合■ 相手の駒が三目できている箇所からは駒を取り除くことが出来ません。左図では白が新たにミルを作りましたので、相手のミル以外の黒駒を取り除きます。 |
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お互い手持ちの駒を全部置き終えたら、次の段階に移ります。 |