オーケイ（OKEY）は、１０６枚のタイルを使用したトルコの伝統的な四人制カードゲームです。トルコ西部を中心に国内全土で年齢を問わず広く親しまれており、現在も、カフェや喫茶店、家庭などで盛んにプレイされております。オーケイ（OKEY）は、１〜１３までの数が記された４種類のカードと、ジョーカーであるOKEYの札を使用するので、カード構成が同じトランプとの関連性から、カードゲームに便利なようにタイル型のものが作り出された、また、ある理由で規制されたカード（トランプ）の代わりに、規制逃れで造り出された、等と、様々な説があります。また、トルコでも特にギリシャに近い西側方面 で盛んに行われており、近隣のルーマニアや南西ヨーロッパ方面の一部でも同種のタイル構成のゲームが行われております。 このトルコのオーケイが始められた年代については、オーケイを教えて頂いたトルコ人の方が、自分のお爺さんの父親の代には確実に存在していたと仰っておりましたので、少なくとも１５０年以上前には存在していたものと思われます。

■オーケイに使用するタイル ■
１〜１３までの数字が記された４色のタイル２セットと、「OKEY」の文字が記されたタイル２枚の、合計１０６枚を使用します。

■ゲームの目的 ■
オーケイでは、配られた１４枚のタイルを使って、３枚以上の連続した数（全部同じ色）の組み合わせと、３枚以上の同じ数（それぞれ違う色）の組み合わせを作ることを目的とします。
連続する数の組み合わせと、同じ数字の組み合わせは、３枚以上であれば、何枚でもかまいません。

■連続した数の組み合わせの特例 ■
同じ色の３つ以上連続した数の組み合わせでは、１３のあとに１を付けることが出来ます。
ただし、 １３の後に付けた１の後には、２を続けてつけることは出来ません。