第5回・国際チャンギ大会/第五届(中国瀋陽)国際朝鮮族象棋大賽

2019年11月2~3日に中国遼寧省瀋陽で開催された『韓国/朝鮮将棋(장기/將棋・チャンギ)』の世界大会に日本選手団(6名)として参加してきました。

この大会は、チャンギの盛んな韓国や朝鮮族の多い中国の他、ドイツ、フランス、モンゴル、アメリカ、カナダ、日本など様々な国から選手が出場しています。

会場は瀋陽市内にある朝鮮族第一中学校の体育館で開催され、プロも含めた国際大会の他、アマチュア部門や子供達の試合も同時に行われました。

子供部門では中学校の机椅子が使われており、そこにBTS(防弾少年団)のファンが書いた落書きがありました。
この落書きから、中国朝鮮族の間でもBTSが流行している様が窺えます。

試合は、2日に予選リーグ、3日には予選を勝ち抜いた選手によるトーナメントの他、朝鮮民族以外の外国人による大会が行われました。

予選を勝ち抜いたのは、やはりチャンギの盛んな韓国や中国(朝鮮族)の選手たちで、その他の外国人選手は全て予選敗退となりました。

今大会で優勝したのは、韓国プロ棋士のチェ・ジンホ選手で、外国人大会ではフランスのチェスプレイヤーであるジェル・ジェル・ジェレミ選手が優勝しました。

今までは外国人大会では、日本選手の独壇場だったのですが、近年欧州でもチャンギは盛んになり、優勝したジェル・ジェル・ジェレミ選手をはじめ、北朝鮮までチャンギ遠征に出かける選手も何人かいると聞きました。

今回、中国(朝鮮族)と韓国選手しかいない予選ブロックで、韓国人相手に1勝できたのと、7戦のうち半分くらいは善戦できたのが何よりでした。
朝鮮民族以外の外国人トーナメントでは、優勝したジェル・ジェル・ジェレミ選手と準決勝で当たり、充実した内容の試合をすることができて満足しております。
そして、試合よりも多くの韓国人や朝鮮族、その他、外国の選手たちと交流を深められたのが、一番の喜びでした。

この国際チャンギ大会は来年も行われる予定で、中国で開催となれば北朝鮮からも選手を招聘することを検討し、話が進んでいると聞きました。
今まで、チャンギの世界大会に北朝鮮選手が出場したことはなく、初参加となれば非常に意義深いので、今後の成り行きを注視していこうと思っています。