遊戯博物館ブログBLOG

2023.11.20 月

韓国花札・花鬪の本を出版しました

双天至尊堂・書籍『アジア民間ゲーム』の第5弾を制作しました。 本のタイトルは『アジアの民間ゲーム⑤/韓国花札・花鬪』で、韓国花札の歴史や遊び方、韓国社会と花札の関係、韓国花札の遊び方を豊富な図版入りで紹介しています。 韓国は花札が世界一盛んな国となっています。 これは、日本の花札が日清・日露戦争期に朝鮮半島に大量流入し、その後の日本統治下で爆発的に広まったことに起因しています。 また、大韓民国成立... [続きを読む]

2022.11.10 木

香港の民間ゲームを出版しました

『アジアの民間ゲーム③/タイの民間ゲーム』に引き続き、双天至尊堂でアジアの民間ゲームを紹介する書籍の第四弾を制作しました。 本のタイトルは『アジアの民間ゲーム④/香港の民間ゲーム』で、香港の様々な民間ゲームの遊び方を豊富な図版入りで紹介しています。 香港は1997年の中国返還前に賭博などの娯楽文化が栄えた影響で、数多くの民間ゲームが失われることなく遊び継がれ、規則も進化して高度な娯楽文化として存在... [続きを読む]

2021.11.21 日

「タイの民間ゲーム」という本を出版しました

『アジアの民間ゲーム②/台湾の民間ゲーム』に引き続き、双天至尊堂でアジアの民間ゲームを紹介する書籍の第三弾を制作しました。 本のタイトルは『アジアの民間ゲーム③/タイの民間ゲーム』で、タイの様々な民間ゲームの遊び方を豊富な図版入りで紹介しています。 タイは領土を失いながらも欧米の植民地化を免れ、東南アジアで唯一独立を保ったの国なので、独自の進化を遂げた伝統文化が多く残されています。 また古くから同... [続きを読む]

2021.04.29 木

「台湾の民間ゲーム」という本を出版しました

  昨年出版した『アジアの民間ゲーム①/ベトナムの民間ゲーム』に引き続き、双天至尊堂でアジアの民間ゲームを紹介する書籍の第二弾を制作しました。 本のタイトルは『アジアの民間ゲーム②/台湾の民間ゲーム』で、台湾の様々な民間ゲームの遊び方を豊富な図版入りで紹介しています。 台湾には福建や広東由来の四色牌や象棋駒などを使った遊びが沢山あり、現在でも多くの人々に遊ばれています。また、戦後に国民党... [続きを読む]

2020.08.15 土

世界の将棋講座/2020夏

毎年、夏と冬に開催されている世界の将棋大会ですが、2020年はコロナウィルスの関係で中止となりました。 その代わりとして、世界の将棋講座を収録し、動画で配信することになりました。 内容は、所司和晴七段による象棋講座、大韓チャンギ協会・宋正彬支部長によるチャンギ講座、ジャック・ピノー氏によるチェス講座となっています その他、所司和晴7段が2020/7/27に出版した『強くなるシャンチー入門(双峰社)... [続きを読む]

2020.07.09 木

「ベトナムの民間ゲーム」という本を出版しました。

この度、双天至尊堂でアジアの民間ゲームを紹介する書籍を制作し、その第一弾として、ベトナムの民間ゲームについてまとめた本を出版しました。 本のタイトルは『アジア民間ゲーム① ベトナムの民間ゲーム』で、ベトナムの様々な民間ゲームの遊び方を豊富な図版入りで紹介しています。 紹介するゲームは、以下の15種類です。 ■ベトナムの民間ゲーム ◇盤上遊戯 ●コー・トゥオン/Cờ Tướng ●コー・ウップ/Cờ... [続きを読む]

2019.11.30 土

ハノイ・レーニン公園のトートム

ハノイの世界遺産「タンロン遺跡」の正面には、ウラジーミル・レーニンの像が立つ「レーニン公園」があります。 この公園では、主に中年以上の男性が朝から集まり、様々なゲームが遊ばれています。 そこで、現地の伝承紙牌「トートム・Tổ tôm」を使った「ジャン・Chắn」が盛んに遊ばれていたので、そのプレイ風景を動画で記録しました。 この公園では、トートムが5卓程立っており、他のトランプ2卓、コートゥオン(... [続きを読む]

2019.11.13 水

第5回・国際チャンギ大会/第五届(中国瀋陽)国際朝鮮族象棋大賽

2019年11月2~3日に中国遼寧省瀋陽で開催された『韓国/朝鮮将棋(장기/將棋・チャンギ)』の世界大会に日本選手団(6名)として参加してきました。 この大会は、チャンギの盛んな韓国や朝鮮族の多い中国の他、ドイツ、フランス、モンゴル、アメリカ、カナダ、日本など様々な国から選手が出場しています。 会場は瀋陽市内にある朝鮮族第一中学校の体育館で開催され、プロも含めた国際大会の他、アマチュア部門や子供達... [続きを読む]

2019.06.24 月

澳門博彩業歴史資料館

昨年(2018年)の6月6日、澳門(マカオ)の老舗カジノ・葡京娯楽場(リスボア)の水晶宮に、澳門博彩業歴史資料館が開設されたので、今年の5月に訪れてきました。 この資料館には、様々な賭博用具やマカオ娯楽産業の歴史が展示されており、まさに澳門賭博博物館というような場所でした。 資料館の入場は無料で、葡京酒店を訪れた観光客が気軽に参観できるようになっています。 館内を入ってすぐの場所には、資料館の説明... [続きを読む]

2019.06.17 月

香港航空の香港麻雀

最近利用した香港航空の座席背面モニターに『香港麻雀』というタイトルの麻雀ゲームがあったので、到着までの時間、飽きることなくずっと遊んでいました。 そこで、15年程前に香港で教わったもの「世界遊戯紀行・香港麻雀」と異なる役がいくつか採用されていたので、規則をまとめておこうと思います。 香港の街中には、日本のパチンコ屋のように雀荘が点在しています。 以前は、港式麻雀と呼ばれる香港麻雀の規則掲示板を目に... [続きを読む]