月: 2017年10月

2017.10.24 火

マークルック(หมากรุกไทย)の変則規則・マークポン(หมากป้อง)

タイ将棋・マークルック(หมากรุกไทย)は、他の将棋類に比べて駒の力が弱く、終盤に駒枯れで膠着状態が発生するので、それを避ける為の引分ルールがいくつか用意されています。 スティールメイトで引分になるのはチェスと同じですが、マークルックの場合、終盤に盤面の駒が少なくなった局面で、歩の駒である「ビア(เบี้ย)」が全て昇格したら、不利な方が引分宣言をすることができます。 引分宣言をした後に、劣... [続きを読む]

2017.10.14 土

韓国ソウル市・踏十里 古美術商街の伝統遊戯

韓国ソウル市東大門区の地下鉄5号線「踏十里(タプシムニ・답십리)駅」近くにある「古美術商街(고미술상가)」には、韓国の様々な骨董品が陳列販売されています。 この古美術商街には、主に朝鮮時代の民芸品や生活用具が所狭しと並べられており、その規模と内容物は国立クラスの民俗博物館に匹敵するといっても過言ではありません。 古い遊戯関係の品々も数多くあり、「將棋(장기・チャンギ)」の盤駒、「陞卿圖(승경도・ス... [続きを読む]

2017.10.06 金

大老二(基本ルール)

大老二(dà lǎo èr・ダーラオアール)は、台湾をはじめとする中華圏で盛んなトランプゲームです。 大老二は、台湾での呼び名で、大陸や港澳などでは「鋤大弟」や「鋤大D」などと呼ばれています。 遊び方は、大貧民にポーカー役を採用したようなもので、手札を全て出し切った人が勝利となります。 各地で細かいルールが異なりますが、台湾で採用されている基本的なルールを紹介します。 ■大老二の遊び方(基本ルール... [続きを読む]

2017.10.06 金

台湾・大老二の基本ルール

以前に旧ブログで「台湾のトランプゲーム・大老二」を紹介しましたが、スマホのアプリを色々と試してみたところ、別の遊び方があることに気付きました。 旧ブログで取り上げた大老二のルールは、相手に5枚出しのポーカー役を出されたら、同じ役のより強い組合せか、より強い役を出せば勝てる規則でした。 具体的には、「順子(ストレート)<同花(フラッシュ)<葫蘆(フルハウス)<鉄支(4カード+1)<同花順(ストレート... [続きを読む]