年: 2007年

2007.12.30 日

世界の将棋大会/2007・2008年12月30日

2007年12月29日、千駄ヶ谷の「将棋会館」で、プロ七段棋士・所司和晴先生主催の「世界の将棋大会」が開催されました。 この大会では、世界の様々な将棋類の展示を始め、実際に「象棋(中国)」「チャンギ(韓国)」「マックルック(タイ)」「チェス」などの対局も行われます。 この行事は毎年お盆と年末に開催されておりますので、ご興味のある方は是非とも参加して、世界共通の将棋文化の素晴らしさに触れて頂きたく思... [続きを読む]

2007.11.29 木

韓国・チャンギの旅/2007年11月29日

先週の21日に日本を大阪より船で出国し、昨日まで一週間ほど韓国内を旅行してきた。 目的は、韓国の将棋であるチャンギを通して、現地の人々と交流する為である。 今回の旅は、(社)日本将棋連盟と韓国のチャンギ協会の「日韓将棋交流会」という公式行事に参加することがメインであったが、それ以外にも、チャンギ対局を通して多くの韓国人と楽しい時間を共有することができた。 一週間、常に行動を共にした韓国将棋仲間のO... [続きを読む]

2007.08.25 土

天九牌の前身・宣和牌の誕生/2007年08月25日

最近、ゲーム会などで天九牌や雀九、四色象棋牌、十五湖など、中国で調べてきたゲームをプレイする機会が多いのだが、牌の形は違えど、いずれもルールが根底で共通しており、それぞれが近い血縁関係にあることを実感している。 先日、香港で購入した中国のサイコロ遊戯が纏められている本を見ていたら、サイコロで遊ぶ牌九のルールが載っていた。 以前に、天九牌を見ていて気付いたことがあった。 それは、天九牌の目が、中国サ... [続きを読む]

2007.05.23 水

麻雀は、紙牌と骨牌の融合産物である/2007年05月23日

先日、ゲーム会で、天九牌の牌九を8人でプレイし、とても楽しい時を過ごした。 遊んだ人たちも、牌九のスリリングでダイナミックな展開に満足していたように思う。 最近、中国のゲームに関して中国文献を色々と調べているのだが、その中で、天九牌の前身である宣和牌が、当時の民間人には牙牌(ヤーパイ)と呼ばれていたということが分った。 宣和牌というのは、後の人々に付けられた名称で、当時の名称は牙牌であったという。... [続きを読む]

2007.05.09 水

中国広東地方の遊びを調査してきました/2007年05月09日

中国の遊びを調査しに、中国広東地方の行政・経済特区である香港・マカオ・珠海・深センに行ってまいりました。 実際に地元の香港人と香港麻雀を打ち、マカオの殆どのカジノを巡り、香港で興じられている天九牌や伝統紙牌・十五湖のルールを教えてもらったり、香港マカオで行われている独特の象棋を教えてもらったりと、色々と収穫の多い旅でした。 その中でも特に印象深かったのが、マカオの葡京で行われていた牌九という天九牌... [続きを読む]