「世界智力運動会(ワールドマインドスポーツゲームズ)」の試合中、ひょんなことから会場運営をしている現地の方と友達となり、閉会式後、中国選手の集まる部屋に連れて行ってもらい、翌日は、彼の所属する「五子棋(連珠)」の倶楽部に招待されました。
その「那威五子棋倶楽部」という倶楽部は、北京の現代的な胡同(フートン)の倶楽部が集まる建物の中にありました。
北京の現代的な胡同は、お城のような大きな門の中にある集合団地の敷地で、団地の下には様々な商店や食堂、麻将が出来る「棋牌室」がずらりと並び、公園の中では人々が象棋(シャンチー・中国将棋)や、麻将(マージャン)、扑克牌(プゥカーパイ・トランプ)で遊んでおりました。
友達となった中国人の張鉄良さんは、私がゲームを色々と調べているので、公園でゲームをしている人達に、「どうもこんにちわ!彼は日本の友達で、遊戯を調べているので、色々と見せてください!」と次々に大声で話しかけてくれ、北京麻将をやっている「棋牌室」にも連れて行ってくれました。
また、「那威五子棋倶楽部」では、代表の姚志勇主任から、「竹林報平安」と書かれた竹林の水墨画を頂き、北京烤鴨(北京ダッグ)等をはじめとする豪華北京料理をご馳走してもらうという至れり尽くせりの接待を受け、感激が尽きない一日でした。
この時の模様は、「中国連珠網(五子棋)」に「日本游戯研究家拜訪那威倶楽部」という記事で紹介されております。
中国で知り合い、友達となった方々の恩遇に対し、感謝の念は絶えず、本当に一生忘れない思い出であります。