韓国将棋(チャンギ)東京支部長の宋正彬さんに誘われ、韓国のアマチュア・チャンギの全国大会に参加してきました。
大会は2016年3月20日、ソウル市のポラメ公園内の施設にて行われました。
ポラメ公園は、元空軍の施設だった関係で、様々な戦闘機が屋外展示されていました。
参加者は100人以上おり、韓国各地から実力者が集まる盛大な大会でした。
福祉関係が充実しているのか、参加者には視覚障害者や車椅子の方が何人か見受けられました。
試合は、朝の10時開始で、一日に七局指して順位を競いました。
参加にあたって、カカオトークの通信対戦で200局以上指して臨みましたが、やはり本場の全国大会に出る様な人達相手には歯が立ちませんでした。
結果は、1勝6敗で負けの一つは判定負けという成績でしたが、1勝できたのは本当にまぐれだったと思います。
チャンギは象棋と見た目は似ていますが、駒の初期配置を自由に替えられたり、それぞれの駒の動きが象棋に比べて自由度が高いなど、全く異なったゲームとなっています。
チャンギは、それぞれの駒がどれも強いので、強い人でも気を抜くと格下の人に負けてしまうことがあります。
世界の将棋の中で、初心者でも経験者に一番勝ち易い将棋は、チャンギだと思います。
個人的に、チャンギは非常に面白い将棋だと感じていますので、興味を持って対局して頂ける方が増えれば嬉しく思います。
韓国プロ棋士のチャンギ実戦講座