昨年出版した『アジアの民間ゲーム①/ベトナムの民間ゲーム』に引き続き、双天至尊堂でアジアの民間ゲームを紹介する書籍の第二弾を制作しました。
本のタイトルは『アジアの民間ゲーム②/台湾の民間ゲーム』で、台湾の様々な民間ゲームの遊び方を豊富な図版入りで紹介しています。
台湾には福建や広東由来の四色牌や象棋駒などを使った遊びが沢山あり、現在でも多くの人々に遊ばれています。
また、戦後に国民党と共に渡ってきた外省人や冷戦終結後に移住した大陸配偶、近年増加しているベトナム配偶などの間で遊ばれていたゲームも台湾に伝わり現地化しています。
本書では、これらの遊びを歴史や文化的背景と共に紹介していますので、台湾やアジア文化、各地域の遊戯文化に興味がある方にお読み頂ければと思っています。
総ページ数は表紙を入れて110頁(内容106頁)、サイズはA5となっており、紹介するゲームは、以下の22種類です。
■台湾の民間ゲーム
◇盤上遊戯
●暗棋
●三國暗棋
●葫蘆問
◇麻将遊戯
●台湾十六張麻将
●麻將賓果
●象棋麻将三十二
●象棋麻将五十六
●象棋麻将六十四
◇紙牌遊戯
●四色牌・十胡
●四色牌・看湖
●四色牌・九支十仔
●四色牌・釣白魚
●十二生肖牌
◇撲克牌遊戯
●大老二
●撿紅點
●心臓病
●妞妞
◇賭博遊戯
● 十八仔
●牌九
●士九
●擲虎
●璉骰
今回は、特に四色牌と台湾十六張麻将の詳しい現地の遊び方を、台湾人の協力を得て詳細に調べましたので、資料的にも実用書としても保存版ともいえる内容となっています。
今まで四色牌の十胡や九支十仔、各種の象棋麻将などを紹介してきましたが、本書では更に現地の詳細な規則を載せているので、今後はこの書にある細かい規則を広めていきたいと思っています。
本書は以下で販売しております。
双天至尊堂製品販売(Booth)
※書籍のみをお求めの場合は、送料が¥370となります。
世界のゲーム販売(BASE)
※本書+台湾のゲームなど、他の商品と同時にご購入の場合は、送料が¥520で済みますので、こちらをご利用下さい。
本書が日本と台湾の民間交流の一助となることを願っています。