年: 2018年

2018.12.01 土

象棋麻将・五十六子型

  象棋麻将・五十六子型は、それぞれ牌の種類(将帥・士仕・象相・車俥・馬傌・包炮・卒兵)が4枚ずつある二色象棋牌の一種です。 五十六子の象棋牌は、32枚の象棋牌と異なり、4人で遊ぶ象棋麻将に特化した牌となっています。 ■象棋麻将56の基本 親の決定や交代、風の回り、ツモや捨て牌、吃・碰・槓の規則など、基本的な遊び方は、麻雀と共通する。 最初に親は8枚、子は7枚の手牌を持ち、親が1枚捨てて... [続きを読む]

2018.08.27 月

葫蘆問(葫蘆運)

葫蘆問(閩南語 hôo-lôo  būn・ホーローブン /國語 hú lu wèn・フールーウェン)は、中華圏の伝統的な双六遊戯です。 名称は各地で異なり、葫蘆運や葫蘆笨、葫蘆悶、葫蘆迷、星君図、葫蘆棋、選仙図、升仙図 、捻捻轉、鳳凰棋、逍遥図 などと呼ばれています。 盤面には八仙や十二支、水滸伝の人物などの図柄が螺旋状に描かれており、一つ一つの絵が駒の進むマス目となっています。 ここで紹介してい... [続きを読む]

2018.03.03 土

須原花

  「須原花」は、長野県木曽郡大桑村の須原地区に伝わる花札遊戯です。 現地では「花合わせ」と呼ばれており、江戸末期頃より遊び継がれているといわれています。 現在でもお年寄り女性の間で健全な娯楽として遊ばれており、長きに渡って地域住民の親睦を深める役割を果たしています。 ■須原花の遊び方 ●参加人数…4〜5人(4人が一般的) 出落ちによって、本戦は3人の勝負となる。 手順は一般的な花合わせ... [続きを読む]

2018.02.20 火

木曽大桑村・須原地区の花札技法「須原花」

中信地方の新聞社・市民タイムス木曽支局の記者Hさんより、木曽郡大桑村須原で遊び継がれている花札技法「須原花」があると教えて頂き、その調査に行ってきました。 訪れた須原は、中山道の木曽路にある十一宿場の一つで、上松宿と野尻宿の間に位置しています。 須原地区では、毎年、冬季レクリエーション大会が開催されており、そこで須原花が遊ばれているというので、Hさんに頼んで役場で特別に参加を許可してもらいました。... [続きを読む]