年: 2019年

2019.11.30 土

ハノイ・レーニン公園のトートム

ハノイの世界遺産「タンロン遺跡」の正面には、ウラジーミル・レーニンの像が立つ「レーニン公園」があります。 この公園では、主に中年以上の男性が朝から集まり、様々なゲームが遊ばれています。 そこで、現地の伝承紙牌「トートム・Tổ tôm」を使った「ジャン・Chắn」が盛んに遊ばれていたので、そのプレイ風景を動画で記録しました。 この公園では、トートムが5卓程立っており、他のトランプ2卓、コートゥオン(... [続きを読む]

2019.11.13 水

第5回・国際チャンギ大会/第五届(中国瀋陽)国際朝鮮族象棋大賽

2019年11月2~3日に中国遼寧省瀋陽で開催された『韓国/朝鮮将棋(장기/將棋・チャンギ)』の世界大会に日本選手団(6名)として参加してきました。 この大会は、チャンギの盛んな韓国や朝鮮族の多い中国の他、ドイツ、フランス、モンゴル、アメリカ、カナダ、日本など様々な国から選手が出場しています。 会場は瀋陽市内にある朝鮮族第一中学校の体育館で開催され、プロも含めた国際大会の他、アマチュア部門や子供達... [続きを読む]

2019.06.24 月

澳門博彩業歴史資料館

昨年(2018年)の6月6日、澳門(マカオ)の老舗カジノ・葡京娯楽場(リスボア)の水晶宮に、澳門博彩業歴史資料館が開設されたので、今年の5月に訪れてきました。 この資料館には、様々な賭博用具やマカオ娯楽産業の歴史が展示されており、まさに澳門賭博博物館というような場所でした。 資料館の入場は無料で、葡京酒店を訪れた観光客が気軽に参観できるようになっています。 館内を入ってすぐの場所には、資料館の説明... [続きを読む]

2019.06.17 月

香港航空の香港麻雀

最近利用した香港航空の座席背面モニターに『香港麻雀』というタイトルの麻雀ゲームがあったので、到着までの時間、飽きることなくずっと遊んでいました。 そこで、15年程前に香港で教わったもの「世界遊戯紀行・香港麻雀」と異なる役がいくつか採用されていたので、規則をまとめておこうと思います。 香港の街中には、日本のパチンコ屋のように雀荘が点在しています。 以前は、港式麻雀と呼ばれる香港麻雀の規則掲示板を目に... [続きを読む]

2019.06.09 日

ベトナム・フェスティバルと『トートム(Tổ tôm)』

2019年6月8日に代々木公園で開催されたベトナムフェスティバルの会場内で、『トートム(Tổ tôm)』や『バウ・クア・トム・カ(bầu cua tôm cá)』などのベトナム民間ゲームを遊んできました。 会場内で遊んでいると、やはり現地の方々が興味深そうに覗きこんできたので、一緒に遊んだり、熟練の技術を実演してもらうなど、楽しい交流の時間を過ごすことができました。 そこで、以前に聞いたのとは違う... [続きを読む]

2019.01.11 金

トートム (Tổ tôm)

『トートム (Tổ tôm)」は、ベトナムの紙牌遊戯です。 中国の馬吊型の紙牌と同じく、萬子・索子・文子のスートで構成されており、それぞれが10種類×4枚ずつある合計120枚のカードとなっています。 ベトナムの黎末~阮初頭頃に「范廷琥(Phạm Đình Hổ)」が著した『日用常談(Nhật dụng thường đàm) 』の『游戲門 (Du hí môn )』には、トートムの原型である「聚三... [続きを読む]

2019.01.08 火

遊戯史学会・「遊戯史研究」論文一覧

理事を務めてまいりました遊戯史学会が、昨年、2018年をもって解散いたしました。 解散に伴い、担当していたホームページを閉鎖することになったので、全ての論文に関する記録をデーターベースとして残しておきます。 論文が掲載された学会誌「遊戯史研究」は、国会図書館に所蔵されておりますので、ご興味のある方は以下をご参照ください。 国立国会図書館 ■遊戯史学会/紀要「遊戯史研究」 ◆第1号(1989年11月... [続きを読む]