投稿者: sgen

2019.06.09 日

ベトナム・フェスティバルと『トートム(Tổ tôm)』

2019年6月8日に代々木公園で開催されたベトナムフェスティバルの会場内で、『トートム(Tổ tôm)』や『バウ・クア・トム・カ(bầu cua tôm cá)』などのベトナム民間ゲームを遊んできました。 会場内で遊んでいると、やはり現地の方々が興味深そうに覗きこんできたので、一緒に遊んだり、熟練の技術を実演してもらうなど、楽しい交流の時間を過ごすことができました。 そこで、以前に聞いたのとは違う... [続きを読む]

2019.01.11 金

トートム (Tổ tôm)

『トートム (Tổ tôm)」は、ベトナムの紙牌遊戯です。 中国の馬吊型の紙牌と同じく、萬子・索子・文子のスートで構成されており、それぞれが10種類×4枚ずつある合計120枚のカードとなっています。 ベトナムの黎末~阮初頭頃に「范廷琥(Phạm Đình Hổ)」が著した『日用常談(Nhật dụng thường đàm) 』の『游戲門 (Du hí môn )』には、トートムの原型である「聚三... [続きを読む]

2019.01.08 火

遊戯史学会・「遊戯史研究」論文一覧

理事を務めてまいりました遊戯史学会が、昨年、2018年をもって解散いたしました。 解散に伴い、担当していたホームページを閉鎖することになったので、全ての論文に関する記録をデーターベースとして残しておきます。 論文が掲載された学会誌「遊戯史研究」は、国会図書館に所蔵されておりますので、ご興味のある方は以下をご参照ください。 国立国会図書館 ■遊戯史学会/紀要「遊戯史研究」 ◆第1号(1989年11月... [続きを読む]

2018.12.01 土

象棋麻将・五十六子型

  象棋麻将・五十六子型は、それぞれ牌の種類(将帥・士仕・象相・車俥・馬傌・包炮・卒兵)が4枚ずつある二色象棋牌の一種です。 五十六子の象棋牌は、32枚の象棋牌と異なり、4人で遊ぶ象棋麻将に特化した牌となっています。 ■象棋麻将56の基本 親の決定や交代、風の回り、ツモや捨て牌、吃・碰・槓の規則など、基本的な遊び方は、麻雀と共通する。 最初に親は8枚、子は7枚の手牌を持ち、親が1枚捨てて... [続きを読む]

2018.08.27 月

葫蘆問(葫蘆運)

葫蘆問(閩南語 hôo-lôo  būn・ホーローブン /國語 hú lu wèn・フールーウェン)は、中華圏の伝統的な双六遊戯です。 名称は各地で異なり、葫蘆運や葫蘆笨、葫蘆悶、葫蘆迷、星君図、葫蘆棋、選仙図、升仙図 、捻捻轉、鳳凰棋、逍遥図 などと呼ばれています。 盤面には八仙や十二支、水滸伝の人物などの図柄が螺旋状に描かれており、一つ一つの絵が駒の進むマス目となっています。 ここで紹介してい... [続きを読む]

2018.03.03 土

須原花

  「須原花」は、長野県木曽郡大桑村の須原地区に伝わる花札遊戯です。 現地では「花合わせ」と呼ばれており、江戸末期頃より遊び継がれているといわれています。 現在でもお年寄り女性の間で健全な娯楽として遊ばれており、長きに渡って地域住民の親睦を深める役割を果たしています。 ■須原花の遊び方 ●参加人数…4〜5人(4人が一般的) 出落ちによって、本戦は3人の勝負となる。 手順は一般的な花合わせ... [続きを読む]

2018.02.20 火

木曽大桑村・須原地区の花札技法「須原花」

中信地方の新聞社・市民タイムス木曽支局の記者Hさんより、木曽郡大桑村須原で遊び継がれている花札技法「須原花」があると教えて頂き、その調査に行ってきました。 訪れた須原は、中山道の木曽路にある十一宿場の一つで、上松宿と野尻宿の間に位置しています。 須原地区では、毎年、冬季レクリエーション大会が開催されており、そこで須原花が遊ばれているというので、Hさんに頼んで役場で特別に参加を許可してもらいました。... [続きを読む]

2017.10.24 火

マークルック(หมากรุกไทย)の変則規則・マークポン(หมากป้อง)

タイ将棋・マークルック(หมากรุกไทย)は、他の将棋類に比べて駒の力が弱く、終盤に駒枯れで膠着状態が発生するので、それを避ける為の引分ルールがいくつか用意されています。 スティールメイトで引分になるのはチェスと同じですが、マークルックの場合、終盤に盤面の駒が少なくなった局面で、歩の駒である「ビア(เบี้ย)」が全て昇格したら、不利な方が引分宣言をすることができます。 引分宣言をした後に、劣... [続きを読む]

2017.10.14 土

韓国ソウル市・踏十里 古美術商街の伝統遊戯

韓国ソウル市東大門区の地下鉄5号線「踏十里(タプシムニ・답십리)駅」近くにある「古美術商街(고미술상가)」には、韓国の様々な骨董品が陳列販売されています。 この古美術商街には、主に朝鮮時代の民芸品や生活用具が所狭しと並べられており、その規模と内容物は国立クラスの民俗博物館に匹敵するといっても過言ではありません。 古い遊戯関係の品々も数多くあり、「將棋(장기・チャンギ)」の盤駒、「陞卿圖(승경도・ス... [続きを読む]

2017.10.06 金

大老二(基本ルール)

大老二(dà lǎo èr・ダーラオアール)は、台湾をはじめとする中華圏で盛んなトランプゲームです。 大老二は、台湾での呼び名で、大陸や港澳などでは「鋤大弟」や「鋤大D」などと呼ばれています。 遊び方は、大貧民にポーカー役を採用したようなもので、手札を全て出し切った人が勝利となります。 各地で細かいルールが異なりますが、台湾で採用されている基本的なルールを紹介します。 ■大老二の遊び方(基本ルール... [続きを読む]